ハイローズ・フィールド

ライフコーチの言の葉

【嫌われる勇気より好かれなくていい勇気】

自分の意に反してついつい人にあわせてしまういい人ぶりっ子をもうやめませんか?

友だちがいなくなるんじゃないか?

仲間外れにされるんじゃないか?と

こわくて、なかなか自分のホンネを言えず疲れている人に

おすすめなのが

マンガでやさしく学ぶシリーズの

アドラー心理学 人間関係編」です。

ベストセラーになった「嫌われる勇気」

「嫌われてもいい」と思えると楽なんですが、

長い間 人と争うことを避け

調和を重んじてうまく回ってきた人にとって

いきなりそれは、ハードルが高く感じませんか?

まずは、「好かれなくてもいい勇気」を持つ方が、まだやりやすいかな。

だって誰でも嫌われたくないですもの。笑

でも、嫌われたくないから!と、自分の想いをきちんと伝えられないとどんどん自分軸を失っていき人に振り回されて、帰宅したらドッどつかれていたり、

いったい自分は何がやりたいのかわからなくなったり、

伝えられないがために、自分さえ我慢すればいいと、それが美徳と思い込み、あげくのはてに堪忍袋の尾がきれて相手の性格を逆恨みしたり・・・

そうやって争いを回避してきた結果、自分のエネルギーが消耗され、自分らしく生きていないのに気がつきます。

もういい加減「いい人を演じるのをやめたい!」と思ったことありませんか?

私自身、わたしの中に 調和という価値観があって、それが「いい人」を演出していて、なかなかNo!と言えず安請け合いしてしまって苦しい時期がありました。

今は自分の気持ちを大切にして、しっかり優しく自己主張できるようになってきています。

そんな方に お勧めしたい一冊です。

この本には 

人間のすべての悩みは対人関係だとする

心理学者アルフレッド・アドラーの人生の課題としての3つのライフタスクがフューチャーされています。

その3つは、

仕事 (役割を果たす)

交友 (心のつながりをもつ)

愛 (パートナー、家族など永続的な人間関係)

ですが

苦手な人とどう関わっていけばいいのかという交友タスクの問題だけでなく

著者のこれまで6000人以上のカウンセリング経験の結果、特に相談の多いセックスレスと重い親子関係(いわゆる毒親と呼ばれる過干渉な親との関係)についても、描かれていて現代を反映しています。

そんな悩みをお持ちの方も、悩みはなくても心理学に興味がある方にも気づきを与えてくれる一冊です。

交友関係を築く上で大切なラポール(信頼関係)についても書かれていて、アドラーNLP に影響を与えているのがよくわかります。

誰のための人生でしょうか?

あなたの人生の主役は、あなたですよね。

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