【セッションは、Liveだからこそ気づきの泉】
コーチとして活動を始めた頃に、クライアントさんから『セッションって何?意味がわからない』と言われたことがありました。
コーチングをする時間のことをセッションと呼んでいます。
昨日友だちとのやりとりの中で私が気付いたのは、
書物は、広く伝えるためにあるもので、本来直伝で近くで学んでいる人には、その直接の学び以上のものは無いんだなということ。
人は、語る中で内省され内面的に微調整が起こりアップデートされていきます。
プラトンがソクラテスに学んだように、パウロやヨハネやユダがジーザスに学んだように、本来の学びはLiveなんですよね。
それほど尊いナマの学びは無い。
学びって、セッションなのかもしれない。
セッションの中で起こってくることって何でしょうか。
クライアント体験を続けることでコーチングは、どうゆうものなのかを体感していきます。
セッションごとにテーマをクライアントが持ち出し、それについて話したいことを話す時間です。
テーマは、なんでもオッケーですが一つに絞って話します。
その間クライアントは、自分に意識が向くようにコーチは関わっていきます。
そして、自分とは何者なのか?という自分に対しての理解が深まっていきます。
そうして、それを続けて行くことで自分自身の存在感が大きく肯定されていくのです。
さらに、コーチとクライアントの関係性が、クライアントがみずから選んだ行動をおこしていきます。
コーチもまたクライアントから学ばせてもらっていることが、実は本当に多くて
その関係性で生まれるものが学びとなっています。
学びたいとか、学んでいるとか、学ばせているとか、そんな意識はそこに無いように感じます。
セッションって、限られた時間の中で目的をもって行われるお互いの関わり合いなんですね。
そこには、『気づきの泉』があるのです。