多様な教育の実践研究フォーラム 岸見一郎先生基調講演メモ2
教育の多様性フォーラム【岸見先生語録メモ2】
ありのままの自分
今の自分を受け容れる
そもそも『ありのままの自分であってはいけない』ということを
小さい頃から思い込ませらせている。
小さいころ
『アタマが良いから京大へ行け』と言われた。
本人には大迷惑だ。
親戚に優秀な人がいた場合、
『あのおじさんの様になりなさいよ』と
言われた。
これまた大迷惑な話である。
優れた人にならなければならない。
と思うと苦しい。
自分ではない誰か別の人になれということだ。
自分のままではダメなんだと思いこむ。
特別良くも悪くもなる必要はないのだ。
ふ つ う である勇気 が大切。
普通というのは、『平凡』という意味ではない。
『ありのままの自分』
ありのままの自分でいていい と言うことを受け容れる。
そうでないと、どこか生きづらくなる。