ヤマト宅急便の父が闘っていたもの
家庭が荒れるほど、心が休まらないことはない。
昨日到着したこの本、貪るように読了!
最愛の妻の突然の死、そしてその後、二代目小倉会長自身が所有していたヤマト運輸の株300万株のうち時価24億円の200万株を原資にヤマト福祉財団を設立した意図は、実は、彼の深い痛みから来ていた。
ジャーナリストである著者 森健さんが、2代目小倉昌男会長の人生の取材を進めるうちに、浮かび上がる引っかかる疑問。
ヤマト「宅急便の父」が闘っていたものは、なんであったのか?
会社で見せる論理的で最前線を指揮する厳しい顔とはまた別の顔を持つ、その人となりと、内面の葛藤が少しずつ紐解かれ、真相が徐々に明らかになっていく。
伝説の経営者が残した「謎」が溶けていくとともに、わたしの心の奥底で熱い思いが疼きました。
深く考えさせられ、響くものがありました。
わたし、コッチ方向に行きたいのかも。。。
文章構成がとても良くって
途中で止められない!もうね、一気読みです。