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ハイローズ・フィールド

ライフコーチの言の葉

なぜ部下とうまくいかないのか?

最近読んだ書籍で一番面白かったのは
「なぜ部下とうまくいかないのか」
〜自他変革の発達心理学〜

リーダーシップとコミュニケーション能力と自社イノベーションに悩む管理職 山口光氏(45)が、都内のとあるワインバーで、偶然出会ったのは人間の成長を探求するコーチだった。なにげない会話からはじまる山口課長の変革ストーリー。

これが、全編通して 対話とセッション振り返りの内省になっていて、すごぶる面白い!

特に成人発達理論の5段階において、それぞれのステージがもつ意識の特徴と限界点、さらにステップアップするには何が必要となってくるのかというポイント。

山口課長の抱える部下との具体的人間関係の課題と変化は、多くの人が経験することではないだろうか。

山口課長自身の成長と変革が、ものすごくわかりやすく語られていて、ぐいぐい読ませてくれた。

はじめはコーチ目線で読んでいたけれど、セッションの雰囲気も味わえて、どんどん深みにはまって、「わ!私は今どのステージ??」
なんて、いつのまにかクライアント目線になっていた。

成人発達の5段階の説明も面白かったが、
人間の成長には、知識やスキルを広げる水平型の成長と、
人間の器を大きく深くし人間性のOSを成長させていく垂直型成長があり、
コーチングは、人としての器を大きく深くしていく垂直型に大きく関与していくとの箇所が腑に落ちた。

その意識変容が行動変容につながっていったとき
人は成長し本質的な変化をしていく。

セッションが進むにつれ、山口課長のクライアント力がグングン上がってくる。

クライアント力とは、
意識をどれだけ自分の内側に向け
自分の内なる声に気づき
誠実に自己の感情を受け取り
自ら考え
行動を起こしていくことだ。

コーチがクライアントに対し直接何かをしてくれる訳ではない。

コーチはあくまで触媒であり続ける。

クライアント本人が、
自分に気づこうとする意識が
なりより大切なのだ。

著者は、ロバート・キーガン氏や成人発達理論のオットー・ラスキー博士に師事されている。

つんどく中の「なぜ人と組織は変わらないのか」のpageを
もう一度繰りたくなってきた。

人は成人してからも、まだまだ成長していく。

意識の『死と再生のプロセス』を意図的意識的に繰り返し、
宇宙の大いなる存在に畏怖を感じながら、
自分の命を、自分の人生を、生き切りたい。

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