今更読んで、求めていたものだとビックリ
いつも親子の会話が、なんかいや〜な感情で終わってしまう。
どうしたら、もっと親の気持ちがわかってもらえるんだろう?
どうしたら、もっと素直に耳を傾けてもらえるんだろう?
数年前の私は、毎日そんな思いで過ごしていました。
子どもとのコミュニケーションを良くしたい!
家族関係をより良くしたい!
でもどうやればいいのかわからない!
そんなところから私は 人間関係が良くなる「Co-Active会話術」のワークショップに参加し、コーチングの門を叩くことになりました。
自分がどんなことを子どもたちにやってきたのかを思い知り
謝りました。
「立派な人間に育てようとして
良かれと思って母親として一生懸命やってきたけれど、
やり方が間違っていたと思う。
いろいろ傷付けてしまって、ほんとうにごめんね。」と。
そして、それからやっと今回この書籍に巡り合いました。
開いてビックリ! コーチングで学んできたことが満載だったのです。
そーだったのか〜〜!
・心を開く言葉
・子どもの心を知るための能動的な聴き方
・子どもが受け入れる親の話し方
・親の気持ち・子どもの気持ちの両方を尊重する交渉術
・幼い子どもに対する考え方
などなど
ボリュームたっぷりで会話の実例も豊富です。
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親の価値観が正しいと信じて子どもに押し付けていませんか?
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子どもを尊重したいあまり、自分の方針ややりたいことを押しとどめ子ども優先している毎日で自己犠牲的になりイライラしていませんか?
本書には
・いかに親が権威の神話にたより一方的に決めつけていたか。
・他人が自分の子どもをどう評価するかで満足が大きく左右される親は、子どもを受容しにくい。
・親が自分の態度を変えることが、決め手となるが、それは自分のそだった時代背景の形なき神話が信念となり身についているので
簡単に変えられないけれど、そこに気づきひたすら実践していくこと。
・「自分をどれだけ受容するか」と「他人をどれだけ受容するか」は比例している。自分に対して許容できないことが多い人は、他人に対しても許容できない。
と書かれてあります。
これは、親子関係だけでなく人間関係全般に当てはめられること。
世間からどう自分が評価されるのかを恐れて
相手に合わせすぎたり
相手の感情に左右されすぎたりして
立ち回りよくして『良い人♪』をしているつもりが
どんどん苦しくなっていってませんか?
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私が私であることを私はどれだけ好きなのか?
私が私であることを私はどれだけ気に入っているのか?
これですね!
行き着くところは同じですわー。
自分を知ることが、変容の第一歩です。