ハイローズ・フィールド

ライフコーチの言の葉

【Uの谷をさぐる5 Sensing】


いよいよU理論の真骨頂にはいっていく。

レベル3:感じる 〜何を感じているのか?〜

起きていることを観て
自分の感情を知る。
相手におきている感情に共感する。

これが現状を変えていく。

現実を変えるのは、Uの左側なのだ。
情報を歪んで認知してしまっているからだ。

本当にこの人の世界にはなにが起こっているのかを
共感してみることが大切になってくる。

例えば、子どもと遊びにいく約束をしていたとしよう。
ところが、急な仕事が入り、遊びに連れてやることできなかった。

息子「パパは、嘘つきだ!」

パパ「嘘つきじゃないよ!ちゃんと一緒に遊びに行こうと思っていたんだよ。
仕事がはいってしかたなかったんだよ。」

息子「約束を破るのは嘘つきだよ!」

パパ 「だから!嘘はついてない‼︎」

ここで言葉尻をとってしまうと
嘘つきだ! 嘘つきじゃない!の攻防戦になってしまう。

息子が「嘘つきだ!」とラベル化した奥にある感情に
共感してみる。
嘘つきだ!という息子の世界にはどんな思いがあるのだろうか?

パパ「そっかそっか〜、ほんと行けなくて残念だったよ。
きみは遊びにいけなくて悲しかったんだね。」←共感

息子「うん。。。」←共感されて認めてもらった、嬉しい。

..
あるいは、他者に共感する前に
自分自身の内面を感じて見る。

自分自身は何を感じているのか?
どのような感情があるのか?
それは何を欲しているのか?

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これは、頭で考えるかんがるのではなく、
ひたすら「感じること」が必要となってくる。

現代人は普段思考や言葉を中心に生活をしているので
感じることにあまり慣れていないかもしれない。

講座では、ここでNVCのエンパシーサークルのワークをした。

小グループに分かれ、
不本意なストーリーを一人が語り
その人から感じた感情の言葉を他の人が投げてみる。
語り手は 感情の言葉を噛み締めて見て自分の反応を感じる。

次に周りの人が語り手のニーズを直感でカードから選び出す。

写真は、グループ内の方々が選んでくださった私がもっているニーズ。

これを眺めて、わたしが感じたことは、確かに自分の中にこのニーズがあるなぁと思ったことと、
ここから見えるビジョンは、私の前に常に誰か人がいて、その人々と色々なものを分かち合いエネルギーの交換をしいる情景です。
これをコーチとしてもやっていきたいんだなぁ!
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*この文章【Uの谷をさぐる】はU理論ワークショップで
由佐美加子さんからの学びをふりかえろうと
断片的なメモと記憶をたよりに書き出しています。
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